従来の盛土施工では、施工が終わってから「現場密度試験」を行い、品質を確認していました。
しかし今回はICT施工のため、先週「試験盛土」を実施しました。
その際に確認・把握した、まき出し厚や締固め回数などの最適な施工条件をローラなどのICT機械に設定していきます。
ブルドーザーで平坦に敷き均し、ロードローラでしっかり締固め。
ICT機械は施工データを自動で記録するため、これまで必要だった品質管理用の写真撮影も大幅に軽減されました。
もう現場がICTに恋してます。気づけば心が盛られてた。
「よし!14層目まで埋戻したぞ!」現場は着実に進行中
すると、ぴょこっと現れたお客様
お客様 「重要そうなお仕事ですね」
私 「そうなんです」
お客様 「私は遭難です」
梅雨入りならぬ、ダジャレの雨
現場で遭難せずに、早く家にカエルんだよ
施工前にしっかり試験を行い、事故や欠陥を防ぐ。
今回は、コンクリート打設前に行う「スランプ試験」です。
スランプコーンという容器にコンクリートを詰め、引き抜いた後、どれだけ沈むか(沈下量)を測るのがこの試験。
この沈下量をスランプ値と呼びます。
🔶スランプ値が大きい → 柔らかく施工しやすい
🔶スランプ値が小さい → 硬くて施工が難しいことも
ただし、スランプが大きすぎると材料分離の原因になる可能性もあります。
現場条件に合わせて、適正なスランプ値になるように配合を設計しています。
今日も「石橋を叩いて渡る」精神で慎重な確認を行っています。
今までなら数名がかりで進めていた現場測量が、このアプリを使えばわずか一人で完了。
現場経験の浅い若手の私でも、直感的に操作できて正確に測れる。
正直...「ありがたい!」の一言です。
マンホールの中に入っていく人を見かけると、すごく憧れていた幼少期。
「あの中は、どうなっているんだろう...」
別世界へと続く入り口のように思えて、ワクワクが止まらなかったのを覚えています。
そして今。鋼矢板に囲まれた現場に、設置された角形マンホール。
その次に下ろされるのは、マンホールの丸い穴へとつながるCSB(遠心ボックスカルバート)。
まずは縦向きのまま下ろし、次に横に倒しながら設置します。
あの頃、想像していた別世界には通じていないけれど、普段見えない隠れた場所を見られるのはこの仕事の特権です。
現場では、初めて現場に入る作業員や関係者の方々に対して、
現場のルール・安全管理について説明する「新規入場者教育」を行います。
情報が十分に無いまま作業に入ると被災率が高まるんです!資料を見ながら、しっかり伝えます。
新しい顔ぶれも加わり、現場全体がパワーアップしました。
安全帯も気もキュっと締めていきましょう!
◎災害防止協議会
作業所責任者を含めた3人で、次月の予定工程・工種別災害防止検討会を実施し危機要因を明確にします。
◎安全教育
安全教育を月1回実施しています。
教育では、今後の工事予定を確認した上で、作業内容の説明・過去の事故事例の共有を行います。
過去事例は「自分にも起こり得る」とリアルな危機感を覚えることができ、気が引き締まります。
鋼矢板を打設する際に使われる″サイレントパイラー″の動きを見たことがありますか?
この機械は、まず鋼矢板をがっちりつかみ、油圧の静かな力(静荷重)で地面に押し込んでいきます。
その後、自分の体を前に進めて、今打ち込んだ矢板の上を“ずるっ”と移動していきます。
この動きを繰り返しながら、まるで地面をはう“なめくじ”のように、静かに、でも確実に鉄の壁をつくっていくロボット--
それが″サイレントパイラー″です。
写真を見てあなたは何に見えましたか?
1.海苔巻き → 食いしん坊です
2.たばこ → やめましょう
3.ストロー → タピオカジュースの飲みすぎです
さて、排水構造物工で使用する管材が届きました。
φ200だけで474本使用します!
ポリエチレン製のため、他材(塩ビ管など)に比べて、耐衝撃性に優れています。
材料検収とは、材料が発注通りの品質、数量、仕様などを満たしているかを検査し、確認する大切な作業です。
特に、鋼矢板などの不可視(ふかし)部分は、作業後見えなくなるのでしっかり写真を撮ります。
今日はあいにくの雨模様。。。
「足元注意しろよー!」と先輩の優しい声が聞こえそうです!しっかり気を付けて作業していきます!!
左右に見える黄土色の土留めが、″土を支える力持ち(夫)″だとすれば、
頼もしい土留めに挟まれ、静かに役目を果たす暗渠排水管は"水を逃がす聞き上手(妻)"でしょうか?
二人でしっかり地盤を守ります。
埋め戻されて姿は見えなくなるけれど、末永くお幸せに...
皆さんも一度は聞いたことがある「ハイドロプレーニング現象」
雨で道路に水がたまっている時に、タイヤと路面の間に水の膜ができてタイヤが浮いてしまう現象です。
集水桝を適切に設置することで、雨水を集めて排水管へ流すことができ、"水たまり"を防ぎます!
現場では、月に1度安全パトロールを行っています。
潜在的な危険箇所や作業手順の乱れがないか、指示された対策が実施されているかなどをチェックしていきます。
みんなが無事に家に帰るための、当たり前だけど大事な活動です!!
毎日の朝礼でも安全意識の高揚を図り、全員気を引き締めて一日をスタートしています。
今回の現場ではコベルコ建機のSK200を使用しています。
現場では「0.7」なんて呼ぶのですが、バケット容量から来ている呼び名なんです。
超低騒音型のバックホウで、音量を大幅に抑えた機種です。
騒音対策・周辺環境へも配慮しながら、今日もここほれワンワン!!
「えっと、体脂肪率は...」そんな風に見えますが、測定するのは人ではなく地面!!
この機械は、コーンペネトロメータといいます。
地盤にコーン型の先端を押し込んで、地面の硬さや密度を調べる装置です。
地盤調査はしっかり完了!!
次は自分の体重と向き合う番だな...
いいえ、本当の始まりは「トータルステーション」!!
さあ、そこのあなた「トータルステーション」って何?と興味が湧いたのでは?
トータルステーションとは、測量に使用される機器で、
・距離
・角度
を同時に高精度で測定できる優れものなんです!
「カタチに残る仕事って、ちょっとカッコイイよな...」
そう背中で語るのでした。
このたび、東関東自動車道・茨城県行方市 両宿~長野江間(約31km)の道路改良工事が始まりました。
「安全第一・地域配慮・丁寧な施工」をモットーに、最後まで誠心誠意取り組みます。
さて、現場には、「快適トイレ」が設置されています。
広くて清潔、まるでくつろぎたくなるような空間で、思わず長居しそうな...
現場で活躍する女性にも好評です!
工事が終わるその日まで、現場の“相棒”として大切に使っていきたいと思います!